
お墓に関する新しい形式として、10年ほど前から少しずつ認知度を高めているものに「自然葬(樹木葬)」があります。これは簡単に言えば、お寺が管理する里山や、専用の霊園などに埋葬を行い、その上に、墓石を建立するのではなくて、樹木や草花を植えるという方法です。植樹した樹木等が、故人を埋葬した目印となります。私たち人間は、死ねば朽ち果てて、そして自然と一体化する、つまりは「自然に還る」のですが、そういった自然の摂理や思想を実践している埋葬方法だと言えるでしょう。特に、環境保護(エコ)に関心が深い方たちに、注目されているようです。里山等に植樹を行うと言う行為が、自然環境の維持・保護に貢献出来るからでしょう。また、特定の宗教を信仰していない方においても、自然葬を選択する方がいるようです。ところで樹木葬については、国内の法律に則って行われる事となります。すなわち、まずは遺体を火葬し、そして、行政側から認められている里山や霊園において、遺骨を埋葬あるいは散骨し、樹木等を植樹する事となります。費用については、従来の墓石建立と比較すると、随分とリーズナブルな費用にて行う事が可能だとされております。ちなみに里山や霊園では、各個人(故人)ごとの区画が定められており、植樹する樹木の種類について定められているのが一般的なようです。


